私は一介の営業マンである。
さて、今日は営業中に車の中で聴いた話をひとつ・・・
テーマは「入試・受験」という、今の時期よくある話題であった。
そして、その中である女性リスナーからの投書の話を紹介していた・・・
高校入試の当日、友人と駅の改札口で待ち合わせて、受験会場へ歩いていたときの出来事・・・
色々な中学の制服を着た生徒達が、会場へ向かって歩いていると、前方からきたお婆さんが突然、胸を押さえて二人の前で倒れこんだ・・・
二人は駆け寄り意識を確認したが、返答がなく、意識もなかった・・・
二人はどうしてよいかもわからず、近くのコンビニへ助けを呼びに行き、救急車を呼んでもらい、第一通報者ということで、しばらくそこで時間をとられることとなった・・・
お婆さんが無事救急車に収容され、我に返り気がついてみると、もうテストの開始時間を過ぎていた。
彼女の友人が泣いていると、コンビニの店員がその事情を聴き、高校へ電話をしたとのこと。
しばらくすると、高校の先生が現れ二人に「君達の話はお店の方から聞いた。」「君達は特別だ。今から試験を受けに来なさい。」と言った・・・
結果的に二人ともその高校に進学が決まり、その後お婆さんのご家族から「お陰さまでお婆さんも元気になりました。」「有難うございました。」と感謝の言葉を頂いた・・・
その本人は、現在介護士となっており、友人は看護士となって頑張っているそうです・・・
考えさせられた投書であった・・・