私は一介の営業マンである。
先日『茶摘み』の体験をしてきました。
そのことを記録しておきたいので、記しておきます。
私の顧客の中で一番ご高齢なお客様は、既に90を超えているAさんです。(海軍の兵隊さんでした。)
齢の割に腰は曲がっていないし、耳もよく聞こえていて、薬も服用しておらず健康体を維持されているので「健康の秘訣は何ですか?」と訊ねたことがありました。
彼は「朝晩、お茶を欠かさずに飲んでおります」と笑顔で答え、「茶摘みをやるので、五月連休にうちへ来てください」と話してくれました。
半年も前のことです。
連休前にAさんから連絡があり「茶摘み」のお誘いがあったので行ってきました。(記憶力の方も衰えていないようです…)
五月晴れを通り越して、夏日を感じる日でした。
「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る あれに見えるは茶摘みじゃないか♪」
まさにその詩のようで、自然とリズムを口ずさんでしまいます。
二人で話をしながら1時間ほど茶摘みを行いました。
収穫できた量は「約1kg」(2人×500g)
新芽は、やわらかいです。
せっかくなので、手もみ茶にチャレンジしてみます。
無農薬ですが軽く水ですすいでからラップでくるみ、600Wで3分
さっそく一服…
香りも味も、とても甘く柔らく感じます。
八十八夜に摘まれた茶は「古来より不老長寿の縁起物の新茶として珍重され、これを飲むと一年間無病息災で元気に過ごせる」との言い伝えがあるそうです。
最後になりますが、歳の割に溌溂とされているAさんをみて、この言い伝えが満更でたらめでもなく感じている今日この頃です。
私自身が向こう1年間、無病息災で元気に暮らせたか?また報告したいと思います。